こんにちは。
エススポーツクラブ小手指 西山です。
昨月からInBodyという身体の筋肉量や体脂肪量を計る機械をストレッチエリアに置いています。
携帯と連動させると数値推移がわかりやすく、数値管理したい方には非常にオススメ!
ですが!
数値は目安です。それで一喜一憂しないで欲しいです。
結局は自分がなりたい形になれれば数値は気にしなくても良いというのが私の持論です。
とはいえ、基本的な数値の見方について多くご質問頂いているので、今日はそれをご紹介していきますね。
ちなみに思いっきり偏見混じりなので、参考までにと思って頂けると助かります。
BMI値とはなんぞや!
これはですね・・。理論上では目指すべき数値です。
グラフが < じゃなくて > の形!!
総合得点とかあったら、この数値の人はかなり得点が高いことでしょう。
ただ、実際にこの数値の人がいたら、結構マッチョです(笑)
実際はそこまでの身体にはならなくてもいいやって人の方が多い数値なのです。
それを目指せ!と機械は言って来ます。
そもそもこの数値について語るにはまず、BMI値について説明しなくてはなりません。
BMI値は体格指数です。
(体重㎏)÷(身長m)²=22
を標準数値としています。つまり体重が標準ド真ん中だった場合はBMI数値22ということになります。
まぁ難しい話は置いておいて、では実際にBMI値22の人は自分の身体に満足しているかと言うと…。
もっと痩せたいという人の方が多いんですよね。
それは日本人の美的感覚からすると特に女性はBMI値20以下を目指す人が多いからなのです。
日本人は骨格も小さいので、そもそも国際基準値に合わせること自体が不向きなのかもしれませんね。
まずこのことを頭に入れておきましょう。
骨格筋量は必ずしも高くないといけないわけではない?!
結論から申し上げますと、この数値の人は自分の体型に満足している割合が多いです。
私が以前担当させて頂いたお客様で、誰から見ても完全にパーフェクトボディだったお客様はこのような数値でした。
まずパーフェクトボディというとそれこそマッチョをイメージされると困るので、私の言う一般的に羨まれるパーフェクトボディ(女性)についてご説明しますと…。
・スキニーのジーンズが履けて
・ピンヒールを履いてスタスタと歩けて
・どんな服でもきれいに着こなせるスラッとした体型
・一見ジムで筋トレしているとは思われないようなムキムキではないボディ
のことを言います。
こんなに羨ましい体型にもかかわらず、筋力値が低いことに納得いかない様子だったのですが、「数値気にしなくて良いんじゃないですか?」というトレーナーらしからぬ私の発言で数値を気にするのをやめる!ということになりました。
ちなみにですね、多少筋肉の筋を見せても良いのであれば、筋肉量を上げることも出来ます。ただ筋肉は重たいので体重も上がりやすい!
ここ、要注意です。よって上の数値は骨格筋量が低くても実際まわりの人の評価でいうと悪くないのです。
じゃあ体重下げたいからと言って筋肉を落とし過ぎるとどうなるか・・
細いというより病弱な感じになります。将来的にはフレイルという虚弱体質で日常生活も困難な身体になってしまいますのでそこはオススメしません。ダイエットは難しいので、困ったら一度スタッフにご相談ください。
体重が上がれば筋肉は増える?!
じゃあこの数値はどうでしょうね。
あれ?体重や体脂肪量は多いけど骨格筋量も結構高いじゃない!
特に筋トレもしていないのに不思議…。
ダメです!これ物凄く注意です!!
例えば160㎝の人を例に取ると、BMI値の標準は56㎏です。
Aさん 50㎏
Bさん 100㎏
とすると同じ160㎝でも間違いなく骨格筋量が多いのはBさんです。
なぜなら、Bさんはただ普通に生活しているだけでAさんの倍の重さを常に動かさなくてはならないからです。
Aさんと同じ筋量であれば身体を支えられません。
つまり、筋トレしていなくても体重に見合った分の最低限の筋力はつくのです。
ただ、体重が高すぎるのでこのままだといずれ筋力は落ちた時に、関節を痛め、生活動作がつらくなるだけではなく、生活習慣病にも注意が必要になります。
絶対に身体をしぼった方が良いわけですが、これからダイエットをするのであれば、上記の数値の人はチャンスです。
筋力を落とさないように、体脂肪と体重を落としていけばかなり理想的な身体になれます。
本格的なマッチョを目指す場合は1回体重を上げて、そこから絞り込むというやり方を行っているくらいですから。
ただ、そこまで本格的になってくると運動というより半分以上食事管理に労力を割かれますので、結構お金がかかります…。
総合すると体重と体脂肪が低めで筋量は好みに合わせるのが1番!
持論です。(悪しからず)
私が担当したことのある人の多くは結局のところ上のようなデータになると実際に鏡に映る自分に満足してくれました。
一応もう一度、一般的な理想の数値についても言っておきますが、体重・体脂肪量を骨格筋量が上回っている < ではなく > の形になっていれば問題ありません。
ただし、実際に筋量を上げてみたら筋肉の筋が見えて嫌だとか、太くなった気がすると思うのであればそこは少し筋量を落とす。
闇雲に体重だけを落とそうとして骨格筋量を落としてしまうと、太りやすい身体になってしまうので、結果リバウンドの原因となります。
数値だけで見るのは難しいですが、目標数値を決めることはよいことです。トレーニングの原則にも意識性の原則と言うのが合って具体的にどうなりたいかをしっかり決めていないとやはり結果間違ったトレーニングをしてしまうかもしれません。
例えば、体脂肪をあと2%落としたい!とか
見た目でお腹まわり足まわりを細くしたいとか
とにかく体重を5㎏落としたいとかですね。
それによってやらなくてはいけないトレーニングの頻度や強度、種目が変わってきますので!
目標の立て方がよくわからないという場合はいつでもアドバイスしていますので、お近くのインストラクターへ聞いてください!
まとめ
体組成計の見方、参考になりましたか?
ちょっと・・ちょこっと・・個人的な数値に対する偏見が入っていましたが、大事にして欲しいのは自分がなりたい身体かどうかです。
見た目納得いかないけど数値は良い
数値は納得いかないけど見た目は満足
であれば、絶対見た目を重視した方が良いですからね!!
私もそうしています。(数値が悪いわけじゃないですけど…。)
もうちょっと肩幅つけたいな~。とか腹筋はもう少し割りたいなぁ~。とか結構見た目重視の目標を立てます。
目安は3ヵ月です。エススポーツクラブは筋トレも有酸素もきちんとやるジムですから、効果も出したいですよね。
一緒に頑張って、なりたい自分を目指しましょう!!