こんにちは。
エススポーツクラブ小手指 西山です。

 

9月からの新しい筋トレプログラム

 

 

今回は、ボディコントロールのプログラムをご紹介します。

 

9/3 解説動画も作りました。

筋肉には0レベルがある

トレーニングをするにあたって、こういう表現がありますね。

 

「私、足の筋肉がないんですよ」

 

みたいな。

 

これってどういうことでしょうか。

 

大腿四頭筋が付いていない人。はいません。

 

筋肉はちゃんと全員同じようについています。

 

ただし、使わなくなると眠ってしまいます。

 

私はその意識できない状態(力の入れ方がわからない状態)を0レベルの状態だと考えています。

 

力の入れ方がわからないのだから、その部分を引き締めたり、筋力をあげたりすることも難しいです。

 

これはトレーニングの7大原則の一つ。

意識性の原則(使っている部分を意識する)ということが出来ないということですね。

 

人間にはたくさんの筋肉がついています。

その筋肉で体重を支え、歩いたり、座ったり、起き上がったりしているわけですけど、たくさんの筋肉を使って動いている人は極めて少ないです。

 

筋バランスに偏りがあると感じている方、筋トレすると身体が痛くなる方、筋トレをすると同じ部位ばかりがたくましくなってしまう方は特に筋肉を0レベルから1レベルにあげる必要があります。

筋肉は育てれば誰でも動かせるようになる

 

試しに力こぶに力を入れてみましょう!

 

恐らくほぼ全員が肘を曲げて力を入れてみたと思います。

これって誰かに教えてもらったことがあるのでしょうか。

 

「肘を曲げると力こぶに力が入るぞ」

 

言わないですよね。

 

知っとるわ!!

 

ってなる気がしますもんね。でもそれって意識出来るからです。

 

意識出来るので、力こぶの筋肉量を増やすことも出来るような気がしませんか?

(力こぶ鍛えたい人はあまりいないと思いますけど)

 

他の筋肉も実は同じです。

 

筋肉を反応させられる人にとっては胸に力を入れるのも、背中に力を入れるのも、お腹も腰も、力こぶと一緒なのです。

 

筋肉は正直ですから育ててあげれば動きます。

 

でも、最初は力が入らないし、どうすれば出来るようになるのかわからないので、みんな途中で挫折してしまうのですけど、力を入れる練習をするんです。

 

今回は3ヵ月でボディコントロール出来るようになってもらうために筋トレメニューを作成しています。

ここからはプログラムで何をやるのかを説明していきましょう!

形が作れるかどうかを優先するトレーニング

 

ボディコントロールは筋トレですが上手に筋肉を動かせるようになるためのトレーニングです。

 

先に説明した0レベルから抜け出し、使えない筋肉をなくしていきます。

 

その為に、行うのが、形作りです。

 

どういうことか。

 

例えば、立った姿勢で、脛の骨を倒さずに太ももの骨だけ倒せる方は、太ももの裏側やお尻に刺激を与えることが出来ます。

ただし、太ももの骨だけ倒してしまったら後ろに倒れますよね。

 

そこで上体は前かがみにしなくてはなりません。

 

これがいわゆるスクワットですね。

 

ではその時の重心はどこに置いているでしょう。

つま先?かかと?内側?外側?

 

いろいろな人がいると思いますが、ボディコントロールではそれらを指定していきます。

 

筋肉を意識するのではなく(それが出来ないから困っているはずなので)、骨の位置や重心を意識して行っていくことで、まず自分には出来ない形を見つけます。

 

その出来ない形で使う筋肉こそ、動かなくなっている筋肉であり、動かせるようになった方が良い筋肉というわけです。

 

ただ、ボディコントロールのプログラムはそういう難しいこともあまり考えずに受けてもらえるようにしています。

30分動くだけで全身の筋肉を動かせる

ここまで説明を聞いてしまうと、難しそうだと思ってしまった方もいると思います。

 

そこも十分に理解した上でメニューを作っているのでご安心を!

 

ボディコントロールは30分間音楽に合わせて筋トレをします。

1㎏のダンベルと自重を扱います。

 

だから、参加する皆さんはただインストラクターに従って30分間動いてもらうだけです。

 

そして、筋トレなのでそれなりに・割と・けっこう

 

 

キツイです!!

 

 

恐らく1回目は全然言われたとおりの動きが出来ないはず。

 

それを繰り返し受けてもらううちに楽に身体を動かせるようになってもらいます。

 

「あ!力の入れ方わかって来た!」

 

「身体を支えるのが苦しくなくなってきた!」

 

とご自身の成長を感じながら動いて頂きたいですね!

まとめ

8月までのバーンアウトはとにかく燃焼してもらうために、フォーム無視の爆汗トレーニングを行いました。

だんだんと衣に身を包む季節、今度は身体のスタイルを作れるようにしていきましょう!

ご参加お待ちしています!