こんにちは。
エススポーツクラブ小手指 西山です。
今日は運動用語の一つ。キネスティックチェーンについて
私は難しい話は嫌い。
だから、出来る限り簡単に伝えていけるように頑張ります。
運動指導をしていて、最近特にこのキネスティックチェーンの重要性を感じています。
キネスティックチェーンって何か。
日本語だと運動連鎖という意味になります。
例えば、バスケットボールのシュート。
下半身から徐々に上半身へと力を伝え、最後は末端の指にその力を伝えてボールを放つ。
足首、膝、骨盤、背骨、肩、肘、手首全てが連鎖してようやくシュートできるのです。
上手い人ならそれが滑らかで、大して力も入れてないのにボールは遠くに飛んでいきます。
一方運動連鎖のうまく出来ていない人はカクカクしたりして、力が入っていそうに見えて大してボールも飛ばす、安定もしません。
球技は運動連鎖がややこしいため、運動が苦手な人にとっては特に苦手意識を持たれるはず。
で、球技だけでなく、例えば筋トレにもこのキネスティックチェーンが大事なんだという話をしたい。
そして、筋トレをすることでこのキネスティックチェーンも出来るようになるというお話。
私は、指導した数でいうと今のジムも含めて400人くらいの人に運動指導をして来ました。
自分が特別担当をしていない人も含めて良いなら3000人くらいジムでのトレーニングの始まりとその結末を見たと思う。(*'▽')ケツマツハヒサン
そしてたっくさん失敗しました。
失敗した数なら負けないかもしれん( ﾟДﾟ)イバンナ！
こんなに失敗できたのは全国色々なエリアに異動し、店を移る度に新規のお客さんを相手にして過ごしていたからです。
同じ店にいると同じお客さんとパーソナルをやり続けることが多くなるし、それだと数見れないんですよね。
私は全国を転々としながら、どこの店でもかなりの数パーソナルを受け持っていましたし、ストレッチとかもやっていたので見て来た数だけは多いんです。
そうするとですね。ある面白い現象が起きるんです。
それは、
突然のレベルアップ！
テレレレッテッテッテ～♪
あれ？3日前に見た時はベンチプレスもローローも上手くなかったし、腹筋も肘関節の使い方にも癖があったのに、
全部出来るようになった！
ってことがお客さんに起こるんです。
もう、そういう人を見過ぎて、エビデンスとかそういうのじゃなく、私はそういうもんだと信じています。
で、それってキネスティックチェーンがうまくハマった状態だと思うんです。
動かないモーターがあったとします。
部品が壊れていることもあるけど、どこかのネジの締め込みを強くしただけでブオーンといきなり動き出したりするじゃないですか。
そんな感じです。( ﾟДﾟ)ナンデモーター
人間で言えば、骨盤の動きがスムーズになった途端、背骨や肩関節の動きと連動して、動作がスムーズになるといったような。
そう、キネスティックチェーンが上手く起動するのは
突然なんです！
きっかけもない。
ただ、突然筋トレがうまくなるんです。
私自身にもその経験があって、3回くらい突然のレベルアップを経験しています。
で、エススポーツクラブで指導してみて、やっぱり何人もそういう人を見ています。
ちなみにエススポーツクラブでは筋トレの際、必ずインストラクターが付いているので、「１ヵ月ぶりに見たらすごいことに！」みたいなことはありません。
じゃあ、突然レベルアップする為にはどうすりゃ良いの？って話なんですけど。
何てことはない。
続けることです
ただし、自分の癖が強くならないように、正しいフォーム、使用部位を意識して！
多分なんですけど、これ一度出来るようになると一生忘れないんだと思うんですよね。
余程、運動から離れない限り。
だから、せっかく筋トレするならキネスティックチェーンが良くなるまで続けて欲しいんですよね。
ここ最近突然のレベルアップを連続で目の当たりにして、自分の中で筋トレってこうなんじゃねーかなって思ってたことが自信に変わったので記事にしてみました。(*'▽')ナガナガト
ただ、一つ。
私が指導している人はパーソナルで〇十万払うような運動意欲の高い人ではないということ。
通販の商品でもダイエットフードでも良いから、ただただ『痩せたい』と思っている人を導いています。
そこの点で、パーソナル指導をしている人からは別の意見をお持ちの人も当然いると思いますが、私自身経歴がかなり特殊ですのでね。
多分客層も違うと思うのでこの記事見てもスルーして欲しい(*'▽')ハンロンウケツケテオリマセン
ということで、うちのジムの人は全員、突然のレベルアップを目指して日々精進していきましょう！