こんにちは。
エススポーツクラブ小手指 西山です。

 

8/18(水)~21日(土)は夏季休館日を頂きます。

 

皆さん運動スケジュール立てて下さいね!

 

さて、毎年8月の夏季休館日前になると思い出すことがあります。

 

私の人生に大きな影響を与えてくれた1日

 

当時の私にとっては異世界体験の話。

 

こう見えて、結構、私はグルメでして。

 

食べ歩いていた甲斐あって、以前通っていた板前の親父さんにも、美味しいものを食べに連れて行ってくれたマダムからも、、

 

その若さで食に詳しいなんて珍しい!

 

と面白がってもらいました。

 

そんな私のグルメの始まりは昔々の夏季休館日!

 

前の仕事の部長さんでした。

 

の部長さんですね。以前も登場した。

 

当時、私は平社員で、休みを返上しての研修も多く、休みがほとんどありませんでした。

 

本当に久しぶりに夏季休館日の休みがもらえて、

 

ようやくまともに休みだーっと思った矢先

 

店長から言われました。

 

「休館日に部長来てご飯ご馳走してくれるぞ!予定空けといて。どうせ暇だろ」

 

と。

 

 

 

 

ざけんな・・

 

 

 

 

 

 

 

でで、もちろん付いて行くわけですけども、どこに行くかは内緒でした。

 

 

当時、私を含めお店を切り盛りしていた3名(全員男)はパッパラパーな3名だったので、、

 

 

ジャージで集合(笑)

 

 

最初は店長の考えた接待コースを車で回りましてね

 

 

いや、その道中も事件続きで、私の思い出に深く刻まれているんですけど今日は割愛

 

 

ひとしきり観光地巡りを満喫した後

 

 

さぁ、ここから私が君たちをねぎらう番だ!

 

 

ということで、連れて行ってもらったのが、

 

 

ブレストンコートホテル

 

 

鼻毛も焦げるほどの高級ディナー(*'▽')ソンナニホンゴハネェ

 

 

しかも、通常のレストランではなく、別館の要塞みたいなところに連れて行かれました。

 

 

ジャージ(笑)

 

 

当時の我々なんてクルクルパーマ(店長)、茶髪アシメ(私)、短髪激しめ茶髪(後輩)

 

 

 

 

当然入店拒否のはずが・・

 

 

「この子たちに美味しいものを食べさせてあげて」

 

 

の部長の一言でお店側の人は何かを察する。

 

 

かしこまりました。

 

 

席まですんなりと通されることに

 

 

 

潜入完了(*'▽')ニュウテンネ

 

 

焼肉連れて行ってもらえればヒヤッホーイって喜ぶ20代のメンズをそういう高級店に連れて行くとどうなるか

 

 

とりあえず、黙ります。

 

 

喋っちゃダメなのかと思って。

 

 

そして、部長が言うのです。

 

 

「良いかい?君たち!好きなお酒を!1本選びなさい」

 

 

メニュー表を手渡された店長はすぐさま後輩君にパス(*'▽')ヒデーヤツダ

 

 

後輩君はひそひそと私に、

 

 

「読めないッス」

 

 

当然私も読めない。

 

 

「まぁワインで、赤なら何でも良いんじゃね?」と私

 

 

すると、後輩君は一番下に書いてあるワインを注文したのでした。

 

 

今考えると、それだけでだいぶ事件ですけど、

 

 

何も言わずニヤニヤと部長は笑っていました。(*'▽')カミガミノアソビ

 

 

そして、見たこともないような芸術的な一皿一皿を平らげた私達

 

こんなのとか(食べ物です)

 

こんなの(おもちゃじゃないです)

 

 

食事って楽しいんだなって思いました。

 

 

そして何より、覚えているのはお店の人たちが私達3人にとても親切だったことです。

 

 

チーズを選ばせるときや食事を運んで食べ方がわからなそうなものは、さりげなくこちらが恥をかかないように説明してくれていました。

 

 

本当はこんなクソガキ嫌だったでしょうけど、ジャージを着てる私達にも他のお客様同様、いちお客様として扱ってくれました

 

 

感動!とにかく感動!!

 

 

最後、車の中で部長が言ったのです。

 

 

一流のフレンチならば、君たちは客として扱ってもらえなかっただろう

でもあそこは超一流だね

どんな客であれ、柔軟に対応し、君たちを楽しませてくれた

良い経験ができたんじゃないかね

食事に行くのも社会勉強

今度は自分のお金で月に一度でいいからお金を貯めて学びに行きなさい

 

 

私はその言いつけを守り

 

 

月に一度、懐石料理やイタリアン、フレンチのお店に行くようになりました。

 

 

そのおかげで本当に色々なことを学ぶことが出来ました。

 

 

ちなみに、ほとんどの店で客として扱ってもらえなかったので、ブレストンコートホテルの凄さは後に身に染みてわかったわけです。

 

 

いつか自分のお金でもう一度ブレストンコートホテルのディナーを食べに行くのが夢ですし、

 

 

もう一つ

 

 

「この子たちに美味しいものを食べさせてあげて」

 

 

って言いたい。それで自分のように生涯感謝することになる人もいるでしょうから。

 

 

今日は私の中の大切な思い出を聞いて頂きました。

 

 

私がやっているのはスポーツジムですけども、一緒です。

 

 

運動経験があろうがなかろうが関係なく、全力でその人を想い、理想の体型になるようにサポートしたい

 

 

あーそうだ。

 

 

言い忘れていましたけど、最後の最後の別れ際

 

 

部長は言いました。

 

 

 

 

今日のことは・・・

 

 

 

 

仕事で返してくれれば良いから

 

 

 

 

 

私達3人はそこから馬車馬のように働くことになるのでしたとさ(*'▽')ブチョーウ